ドラクエ4に、王宮戦士のライアンというオジサマ系のキャラが出てくるのですが、
とあるきっかけでホイミスライム(ゼリー系の魔物)のホイミンと一緒に行動することになるのです。
その途中の話として、とある漫画家が表現した話ですが、
ライアンはホイミン(魔物)の自由な人生が羨ましい。自分は王家の厳しいしきたりに縛られた、決して自由とは言い難い生活をしている。王家に仕える身として、国のために日々忙しいし勝手なことはできない。
ホイミンはライアン(王宮戦士)の安泰な人生が羨ましい。ライアンはお城で仕事を頑張る限りは、おいしいご飯と温かい寝床が常に保証されている。自分は魔物だからまず今日を生き抜くことから考えなきゃいけない。
ふと見つめ合う二人。そして思ったのは…。
隣の芝は青い
その漫画家の私見ではありますが、実際にライアンとホイミンが冒険の途中でこう思ってもおかしくはないでしょう。
自分の置かれている環境というのも、客観的に見れば案外悪くないものです。
ひとのものというのは、本当に夢のように羨ましいものと見えてしまうものです。自分は自分のものしか本当には知らないから。
また、アニメなどで、同時に雷に撃たれた衝撃などで、二人の心と体が入れ替わってしまうという話がよくありますが、最初は相手の環境を新鮮な気持ちで楽しむものの、最終的には自分の元の体、元の生活に戻りたいと思うパターンがほぼすべてです。
自分だけが世界一不幸、他人ばかりが一方的な幸せ者ということは決してないのです。誰しも、何かは他の人より得していることもあるはず。

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