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アシナガバチの冬越し

2024/11/29

秋まであんなに外にいたハチも、冬になるとめったに見かけなくなります。


ハチは冬の間、どこに行っているのでしょうか?




ハチたちの冬越し

ミツバチは、女王蜂と働き蜂が巣で身を寄せ合って寒さをしのぎます。


しかしアシナガバチやスズメバチでは、冬になると働き蜂は死んでしまうそうです。


新しい女王蜂にすべてが託されて、働き蜂は死んでいってしまいます。女王蜂だけが、冬の寒さをしのいで次の春に備えます。


家来が全員死んでも、ひとりで生き残っていかなければいけない王(女王)、と考えるとなかなか厳しい世界です。




春になると活動を再開する

やがて春になると、女王蜂が出てきて新しい巣を作り、働き蜂たちを育てます。


この春、家の裏口でアシナガバチの女王蜂が飛んでいて、見ていると


「なによアンタ!!あんの!!?」


って絡まれました…。


人家のすぐ近くに巣を作られては困るので、可哀想ですが出ていってもらいました。




こちらに悪気はないんだけど…

アシナガバチの人間とのかかわりといえば、よくあるのが、洗濯物にハチがついているのに気づかず取り込もうとしてしまい、ひっぱたいたみたいになって、


「こらあ!ババア、やりやがったな!!」


と怒って、襲ってきて刺されるパターンです。


人間からしたら ちょっと手が当たっただけじゃんか って感じなんですけど、


向こうからしたら重大な攻撃なので反撃されます…。


だいぶ前ですが、祖母が庭の花に水をあげていたら、花にとまっていたハチに水をひっかけてしまい、反撃として刺されたそうです…。




滅びてほしいとは思わないけど、家の近くに巣を作られるのはやっぱり困る。



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クリスマス1ヶ月前…

2024/11/26

もうあと1ヶ月でクリスマス、それが終わったら年末ですね。


歳を取るのも早い…。


歳を取るほど、1年の経過が早くなるように感じてもおかしくはない、という法則を誰かが言っていました。


5歳の子にとって1年は、自分のこれまでの人生の5分の1ですが、20歳の人にとっては20分の1、50歳の人にとっては50分の1でしかないから、だから歳を取るほど1年は早くなるんだ、みたいな法則だったはず。


最初は先輩ばかりだった世界も、次第に後輩ばかりになっていきます。




「リアジュー」ではないけど

私は間違っても「リアジュー」ではありません。


よく、「爆発するべき人たち」と言って、世の中のモテ男女を叩いている人がいますが、その考え方に則るなら私は「爆発するべき人」ではないです…。


それでも、私のこの環境は私なりに受け入れているつもりです。極度の不幸に陥っている、他の環境が羨ましいとは考えていません。


事実になってしまった出来事に対して、「もし○○じゃなかったら」、「もし(他の)△△だったら」なんて考えてみても、目の前の状況は何も変わらないし、虚しくなるだけ。


突然のことでもなければ、しばらくはこのままなんだろうと思います。変わる努力をしないわけではないですが、それを受け入れるのか、受け入れないのかと言われたら、ね…。



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隣の芝は本当に青い…

2024/11/23

ドラクエ4に、王宮戦士のライアンというオジサマ系のキャラが出てくるのですが、


とあるきっかけでホイミスライム(ゼリー系の魔物)のホイミンと一緒に行動することになるのです。


その途中の話として、とある漫画家が表現した話ですが、




ライアンはホイミン(魔物)の自由な人生が羨ましい。自分は王家の厳しいしきたりに縛られた、決して自由とは言い難い生活をしている。王家に仕える身として、国のために日々忙しいし勝手なことはできない。


ホイミンはライアン(王宮戦士)の安泰な人生が羨ましい。ライアンはお城で仕事を頑張る限りは、おいしいご飯と温かい寝床が常に保証されている。自分は魔物だからまず今日を生き抜くことから考えなきゃいけない。


ふと見つめ合う二人。そして思ったのは…。




隣の芝は青い

その漫画家の私見ではありますが、実際にライアンとホイミンが冒険の途中でこう思ってもおかしくはないでしょう。


自分の置かれている環境というのも、客観的に見れば案外悪くないものです。


ひとのものというのは、本当に夢のように羨ましいものと見えてしまうものです。自分は自分のものしか本当には知らないから。


また、アニメなどで、同時に雷に撃たれた衝撃などで、二人の心と体が入れ替わってしまうという話がよくありますが、最初は相手の環境を新鮮な気持ちで楽しむものの、最終的には自分の元の体、元の生活に戻りたいと思うパターンがほぼすべてです。


自分だけが世界一不幸、他人ばかりが一方的な幸せ者ということは決してないのです。誰しも、何かは他の人より得していることもあるはず。



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うどんは高いから自分で打ってみよう

2024/11/04

今回は、学生時代の社会科の先生(当時推定30~40代、既婚の男性の先生)の話です。


外食でうどんを食べに行くと、どうせどっかから仕入れた袋麺を出してきて茹で直しただけみたいなクオリティのくせに、安くても500円は取る店が多いのが嫌になって、なんなら自分で粉から打ったろうと思ったんだそうです。




久しぶりに包丁を持ったので…

しかしそんなことは今まで、一度もやったことがない。粉を水に溶いて生地、まだただの塊としての生地から、丸く薄く伸ばす段階でうまく丸く伸びません。いびつな楕円になって、さらに端から破れてきて、何回も丸めてはやり直し。水分が蒸発していきますから、手早くやらないと生地がどんどんボロボロになっていきます。


次にそれを畳んだうえで細く、つまり麺の形に切る段階ですが、まあ初めてなのでうまく均等に切れません。そもそも普通の料理で包丁を持ったこともそんなにないですから。太さはバラバラ、長さもバラバラ。束を持ち上げたら細いところでちぎれて、ぼとっと落ちる。


どうにか切って熱湯に放り込んで茹でるも、太さも長さもバラバラなので熱が均等に通らない。太い部分が茹で上がる頃には細い部分はノビノビ。


だしはまあ、売られているあのうどん用の粉末だしを、説明に書いてあるとおりに水に溶かすだけなので、そこだけは失敗のしようがなかったのですが…。




あれだけの価値はあるのでは

結局、まあ、一回もやったことがない人が、誰にも習わずに初めて打ったらこんなもんだろうな、という程度のボロボロの出来あがりに。うどん…と言っていいのかコレ?


それを処分するみたいに食べながら、「ああ、これからは文句言わずにお金を出して食べないといけないな」という結論に至ったのだそうです。


うどんのあの値段には、それだけの価値はある。



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予備の必要性

2024/11/01

少し前、パソコンでキーボードを打っていたときに、キーを押したタイミングでキーボードのUSBが接続解除されてしまう?状態になったことがありました。


最初はたまたまそのタイミングで、何かが作動しているのかと思っていましたが、やがてキーの入力そのものをまったく受け付けなくなり、ああ、キーボードが壊れたんだなと。




予備も結局ダメだった

棚を探すと買い置きしてあった新品のキーボードがあったので、これはラッキーと思って交換するも、今度はAキーが敏感すぎる初期不良の個体で、


まい(MAI)


と打つと、たまに


まあい(MAAI)


と入力されてしまいます。舞と間合いが一緒くたでいい訳がない。


入力して作業を進めていくコンピューターにおいて、入力のための操作のたびにイライラするようでは話にならないので、結局もう1回新しいものと交換するために、買い換えることになってしまいました。


備えあれば憂いなしと言いますが、備えていても結局ダメになることもあるんだなと。




むしろ、過ぎる予備は2倍、3倍の無駄

これは私も大いに気をつけないといけないことなのですが、あるものが1つだけ必要である場合に、今後もう手に入らなくなることを恐れて、最初から2個や3個買っちゃうのは、ほとんどの場合は無駄になってしまいます。


そうやって手に入れてきた予備たちにメインとしての出番が来たことが今までにあったか。


これはある種の病気といえるかも知れません…。


例えば道具で、先に手に入れた1個が壊れる頃には、もっと便利で有力な跡継ぎとなる、新製品や別な道具が出ていることのほうが一般に多いはずです。それをその度に予備を用意しては完全に無駄です。


買わなきゃよかったものを、こちらのタイミングで高値で引き取ってくれる店があるわけでもないのに。


もっとひどい人だと、その予備ばかりが集まった収納スペースができていることがあります。断言できますがその予備たちに出番が来ることはありません。


過ぎる予備は無駄だってわかっているんだけど……。



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なまらないのは染み付いたから?

2024/10/11

この頃、全然絵を描かなくなったなと。


パソコンで描いて、絵には日付と番号を付けてストレージに保存してきましたが、それによると1ヶ月以上ぶりです。


ブログのことを悪く言うつもりはありませんが、ブログを建てて時間をかけるようになった頃から、絵以外に当てる時間が多く必要になってきて、特に描かなくなった。


まるでどこかを大きくすると、それ以外全部が少しずつ小さくなる円グラフのようです。与えられた時間を割り振るしかなく、1日が24時間というのは自分の意志では拡張できません。




たまに、腕がなまっていないかが怖くなって、思い出したように描いてみることがあります。


絵を描く動機としては、あまりよくないかもしれませんが…。




すぐには腕がなまらなくなった

実際に描いてみた感想としては、かつての積み重ねのお陰で、久々に描いてもすぐには腕がなまらくなった気がします。


例えば人に養われるようになり、獲物をとるという行為から離れて暮らすようになった犬や猫も、たまには本能を思い出してその影響を受けた行動を取ることがあります。


しばらく離れても忘れていないのです。


私の能力として、感覚がこの手にこの頭に染み付いているようで嬉しいです。




上も代わりもいくらでもいるけど

正直、まだとてもイラストレーターとして食べていけるほどの腕前ではありませんし、もうこのご時世ではAIに描かせたほうがよっぽどうまい場合も多いことはわかっています。


それでも、「人生を楽しむ一環」として、今後もこの絵を描くという趣味を大事にしていきたいです。


写真機が発明されても絵画が無価値にはならなかったように、自分が他より劣って見えることがあったからといって、自分そのものが全くの無価値であるわけではありません。




こうなったらやりたいことは全部やります。あまりくよくよしている暇もありません。



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家庭訪問にケーキ

2024/09/29

大学まではさすがにないにしても、小中学校だったらだいたいどこでも家庭訪問がありますよね。


先生が家に来て、親としばらく話すというのをクラス全員の家でそれぞれやります。


その時の“あるある”として…




先生にケーキを出さないで

先生にケーキを出さないで!!


一応、それぞれの家の親たちは先生をもてなしたいつもりで、善意でやっているのですが、


先生は一日に何件も生徒たちの家を回らないといけないですからね。いちいちケーキが出てきてはブクブクに太っちゃう…。


中学の頃、担任の先生が「みんな、お母さんに『先生にケーキを出さないで』って言っておいてね」と仰っていました。


多分、過去にお腹パンパンになりながら家を回ったことがあったのでしょう。あるいはそういう経験をした年長の先生の話を聞いたか。ケーキが好物だという先生でしたが、クラスの生徒の人数かけるケーキ1個となるとえらいことに…。




出されていやだは通用しない

でも、「大人のマナー」的に、ケーキを出されといて、「嫌です、食べたくありません」とは言えないですからね。喜んでいるフリをしながら食べないといけなくなるんですよ。


食べなかったら「せっかくケーキを出したのに、失礼なヤツ!」って目で見られるので。


だから家庭訪問の先生にケーキを出すべきではないのです。




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小中学校にスポーツドリンク

2024/08/28

いま、全国の小中学校の大多数が、夏場の体育、特に運動会の練習の合間に児童や生徒が飲む飲み物として、従来の麦茶や冷水の他に、スポーツドリンクを持ってくることを許可しているそうです。それ以外のただのジュースはダメですけど。


最近の夏の暑さは、現在親の人たちが子供だった頃や、それより上の世代の暑さとはまるで程度が違いますからね。あれくらいは飲ませないと児童や生徒、死んじゃう…




私の時代から許可しているところもあった

私が中学生だった頃ですら、私が2年生に上がった時に就任された新しい校長先生のご判断からか、その年からスポーツドリンクが許可されたことを思い出しました。(尊い!)


その時は水筒のボトルに詰めても可、ということでしたが、学校によってはジュースの持ち込みを防ぐため、水筒に詰めるのではなく、ラベルつきのままのペットボトルに記名をして持ってきてほしいというところもあるようです。


粉末タイプを持ってきて、学校の蛇口から出た水道水で作って飲むというのは、さすがに衛生面でもやめたほうがいいですが…。




もはや教室にエアコンは必須か

私は中学校まで、一般の教室にはエアコンがなかった学校で学んできましたが、あそこもさすがにそろそろ新設されたかな。あの頃を今のこの酷暑と一緒にしちゃいけない。


このところのニュースで、とある学校にあまりに暑くて短パン姿で登校した子がいて、先生たちも気持ちがわかりすぎて、あまり強く怒れなかったという話もあったそうです。




マンションの高層階に住んでいたあの頃はエアコンなしでもなんとかなりましたが、今のこの暑さではさすがに無理だろうな。



充電池は防災対策になるのか

2024/08/16

2024年の幕開けは地震という、凄まじい始まり方でした。


「このままこんな感じの一年だったら、今年の『今年の漢字』がまた『災』になりそう」とすぐに思ったものです。


これからは今まで以上に防災のことをちゃんと考えないといけないでしょう。




充電式電池は防災対策になるのか

特に私が今真剣に考えているのは、単3・単4型の充電式電池、ニッケル水素電池は防災対策になるのかどうかです。


ここ数週間の情勢から、お店に行くとアルカリ電池が飛ぶように売れていて、棚がガラガラのところがあります。


そのほかにも、商品のこの並びの中でなんでこいつだけこんなにないの、というくらい特定の商品が狙われて売り切れているのを見かけます。


使い切りのアルカリ電池に対して、再充電できるニッケル水素電池は防災になるのでしょうか。




被災中の充電は難しい

たとえば被災したとして、電気の供給は当然止まるでしょうから、その状況下でニッケル水素電池を充電するのは当然難しいです。


避難所ではスマホの充電が最重視されるものの、長い列ができて待たなければいけませんし、待ったとしても満足にはできないのが現状のようです。


一方で、アルカリ電池はどんなに外部電源があっても1回使えばそれっきりです。


この2点と、価格を釣り合わせてどっちを取るかです。ニッケル水素電池は高いです。




どっちの電池のストックにもメンテが必要

ここで気づいたのは、アルカリとニッケル水素、どちらの電池をストックするにしても、ストックした後のメンテナンスが必要だということです。


新品のアルカリ電池は満タンですが、設定されている使用期限が切れてしまっていると、未使用でもいざという時に使えません。


期限が切れそうになったら使うか捨てるかしかないので、いくら安くても何百本も何千本も持つのは、後々のことを考えると難しいです。備えになったという役割を果たしてくれたと割り切るべきでしょうか。


ニッケル水素電池はその点、切れそうになったら充電すれば良いものの、使わずに時間が経つとそれだけで放電してしまい、放っておくといざというときに切れてしまっていて使えません。定期的に充電が必要です。電池の数が増えるとその定期的な充電も一苦労なので、普段から電池をよく使う習慣があればいいのですが。


どちらの電池にしても、購入後も定期的なメンテナンスが必要です。そして、大量に持とうとするほどいろんな面で大変です。大量にないと心細いですが。




おわりに

地震がいつ来るかはわからないもので、頭の痛い話になりますが、できることはやっておこうと思います。


家族はポータブル電源(リン酸鉄がどうたらの)を買おうか迷っているようです。


いつかは必ず来るもののようですから…。



そして夢の100歳へ

2024/08/01

私には高齢の祖母がいます。


「物申せる存在が次から次へといなくなって、もはやクイーン」なんて話ももう何年も前からのこと。100歳の大台も、もうそんなに遠い未来の話ではないでしょう。


健康状態はもうだいぶ厳しい

最近では、記憶がほろほろとほつれていっています。あるものがなかったり、ないものがあったりするのです。父(実子)に電話で変なことを言っては、度々怒らせています。


また、同じことを何度も言います。ちょっと前の良かったことを沸かし直して、「いやー、それにしてもあれはよかった!」と噛みしめてまた喜ぶなんてのは、健康な人でもたまにはやりますが、それにしてもあまりにも繰り返し言います。誰に何を話して、何を話していないかを覚えていないのです。


両足は失ってはいないけれども、力が入らなくてただ立っていることもできません。押してもらう車椅子です。筋肉が衰える、だから思うように動かない、だから筋肉が衰えるの悪循環です。


誰もいない家はもはや時間が止まっている

入院した後に施設に移っているので、十数年前に祖父が他界して以降、一人暮らしだった祖母の持ち家は、最初に病院に駆け込んだ「あの月」で時間が止まっています。事前に仏壇を叔父(実子)の家に移したのは大正解でした。


たまに家にも様子を見に来ますが、いずれトラックを何杯満たすことになるかわからない、大量のモノたちはそのままです。家の2階に昔からずっとある、足で漕いで使う古いミシンの椅子に座ってみると、私やいとこが小さかったあの頃の思い出が蘇ってきて、なんだか複雑な気持ちになります。あの頃、夏休みよ長くあれと切に願ったあの場所です。夏休みがずっと続いたらどれだけ嬉しいことかと。


限りがあるからこそ大切

永遠って響き、かっこいいな、と思っていた頃もありましたが、有限のこの世の中でそれはなかなか難しいです。


最近では、限りがあるからこそ、人もものも時間も、大事にできるんだと思うようになりました。



 
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