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安物充電池のリスク

2025/02/13

アルカリ電池やマンガン電池などの、使い切りの電池の他に、最近はニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった、充電してまた使える電池がだいぶ浸透してきました。


そんなリチウムイオン電池を利用して、外出先でも簡単にデバイスを充電できるように、モバイルバッテリーが開発され、人気を博しています。しかし、




ただ安いだけの電池は危険です!




焦げたり、発火したりした例がある

やっすい材料を使って雑に作られた電池は、過電流防止や過放電防止などの保護機能がなかったり、正常に作動しなかったりすることがあるため、ごくまれに電池が焦げたり、火を吹いたりすることがあるようです。


火を吹くまではいかなくても、電池が膨らんでしまい、安全上の問題から買い替えるしかなくなった、くらいのことはよくあります。


あるいは、二度と充電できなくなって終わった、充電がやっと完了したと思ったら実は全く充電されていなかった、などもよくあるでしょう。




預かる側も神経質になってきた

そしてそのモバイルバッテリーを、他人が預かって輸送するような場合において、万が一のことで発火されたら困る。運送業界や航空業界では、モバイルバッテリーは荷物としてもうあまり歓迎されません。


飛行機への持ち込みでは、国や航空会社ごとに違いがありますが、バッテリーの容量を基準にできるかどうかが決まっています。あまり容量の大きいものを何個もとはいかないようで、一方で大型荷物としての預け入れは一切できません。


容量の表記が明らかでない場合など、状況によっては没収されることも。


(ここでは保証はできないので、出張や旅行などで飛行機に持ち込む方は、詳しい基準について航空会社のHPなどで確認してください)




日本ではPSEマークが必須

安全基準の一つとして、PSEマークがあるわけですが、これがついていない(認証を得ていない)モバイルバッテリーは、日本ではもう販売禁止です。


製造が古いもの、粗悪なもの、日本での販売を想定していない海外向けのものなどで、一部ついていない製品が出回っているようです。国際的なマーケットや、よくわからない人が出しているところで買う際は注意です。


なお、間違ってついていないものを買っちゃったからフリマアプリで売るといった、素人による個人的な販売や転売も同様に禁止されています。


また、そういう事情があるからといって、製品化の際に「PSEもRoHSも書いとけ書いとけ!!」などと、認証を得ていないのに勝手にマークを詐称する無名メーカーも一部あるようです。




信用できる製品を

ここでは、具体的にどこのが良くてどこのが悪い、これは買えこれは買うな、という話はしません。


これなら大丈夫、と自分で確信できるものを持つべきだからです。


ただ、あまりにも無名でよくわからないところのものは推奨しません。せめて、実在するちゃんとしたメーカーの製品を選んだほうがよろしいかと。



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