スマートフォンなどを外出先へ持ち運んで使う人なら、もう多くの人が知っているであろうモバイルバッテリー。
10年前だと、容量3000mAh程度で最大5V/1A出力、というようなものも普通に売られていましたが、今ではそこまで小さいものはなかなかないと思います。PDやQCといった、高速充電がないことが不満の要素になる時代ですし。
個人的に、黎明期からそれなりに買ってきたものですが、随分進化したものです。
その安全性は
しかし、相変わらずあまり進化していないこともあって、それはどうしてもつきまとってしまうようである、安全性の問題です。
モバイルバッテリーへの蓄電中、スマホなどのデバイスへの給電中などに、最悪は煙を吹いて発火してしまうリスクが今でもあります。
国産の超一流メーカー製のものであってもです。
よく、
「(ブランドの名前) モバイルバッテリー 発火」
「(会社の名前) モバイルバッテリー 安全性」
などの語で、検索サイトから検索している人がいるようです。不安に思って検索している人がいると、検索候補として上位に上がってきてしまいます。
このような話に対して、
「どこのモバイルバッテリーなら安全か、というのはもはやない。あなたがどこのモバイルバッテリーなら安心できるかだ」
と答えた人がいるのだそうです。
有名メーカー製でも発火してしまうことがある以上、自分が“信じられる”ところで買うしかないし、そのほうが納得できると。
安くて良い品ばかりではない
事実、市場には高いのから安いのまでいろいろあります。同じ容量、同じような性能や機能に見えるものでも、他と3倍~5倍違う価格のものまで。
中には、「どこのどんなメーカーのものかもわからない」ものも出回っています。メーカー名やその情報がどこにも書かれていない商品や、思いついた文字を書いただけみたいなメーカー名のものも。
高価なものについて、そのメーカーや価格に裏付けされた信頼性、というのはあると思います。普通、良い品質が伴わなかったら相場は下がりますから。
メンテナンスは必要
ちなみに、せめて半年に1回くらいは、充放電がちゃんとできるかを試していないと、いざというときに残量が切れて壊れている場合があります。リチウムイオン電池は放置しても減っていく電池です。
それでもめったに使わないのなら、充電をバッテリーの残量60%~80%くらいで止めて保管するのがベターだそうです。
停電、災害などのどうしても避けられない時以外では、0%での放置は一番避けるべきです。二度と再充電できなくなることがあります。普通は、簡単には「まったくのゼロ」にならないように、保護回路が通っているはずですが。
急な品切れに驚いた
最近、いつものあの店へ、あれを今こそ買いに行こうと思って行ったら、このところの出来事で世の中の防災意識が刺激されているのか、在庫が全くなくて、代わりに違うモデルが入荷していて驚きました。
一時期流行ったキャンプブームにしてもですけど、その時はその気になって買ったけどそれっきり、とはならないようにしてほしいものです。本当にその道のファンは、一過性のブームのことなど気にしません。

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