Walkman Sシリーズの現行機(S310シリーズ)の劣化が凄まじいらしいですね。
1つ前のモデル(S10シリーズ)よりも明らかに劣化していて、それどころか10年前のモデルからもほとんど進化しておらず、むしろ退化しているとまで騒がれています。そのくせに価格は据え置き。
これに失望した長年のSシリーズユーザーが、1つ前のモデルの在庫や、さらに前のモデルの中古に殺到する始末。
今しか知らない人にとっては、その視点からは良い感じなのかもしれませんが。
もうスマホに役目を奪われた
そもそもウォークマンの役目って、すでにスマホやタブレット端末にほとんど奪われてしまいましたからね。
今では、スマホのメイン用途と電池残量の取り合いにならないようにしたい、散歩やジョギングの間に聴くからスマホじゃ大きいし重い、勉強中に使ってSNSなどの誘惑を締め出したい、くらいしか用途がありません。
そんな状況の中なのに劣化しているから余計に離れられているのです。離れられているから余計に力を出す気が失せるのか知りませんけど。
AppleのiPodはすでに市場から引き上げているので、家電量販店にある主なものはもうウォークマンしかありません。その隣に格安の第三勢力が並んでいることもありますが。
Sシリーズとは別にある、Aシリーズなどの高級志向のハイレゾ機は、高価で割とちゃんとしていて、評価も相応にあります。あっちは高品質な音楽を聴くことにこだわりたい人向けなので、このご時世でもあえて不便なレコードを聴いて、それを嗜むような価値観の人になら需要もあります。
多分、会社自体がそっちに力を注ぐ路線になっているのでしょう。
旧型を放り捨てはしないが次はない
今のSシリーズはあんまりです。向上心を持って作ったようにはとても思えません。このまま方針を改めないなら、前述の格安の第三勢力や、外国製品に流れてしまいましょうか。
メーカーのことが嫌いな層ではなく、かつて熱中して、本気で好きだった層だからこそ思うことです。

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