Google直轄以外の会社が、Androidをベースに独自に改良したOSのタブレット端末として、Amazonの「Fireタブレット」というものがあります。
このタブレットは、立派なパソコンが1台買えるような値段のする、iPadやその他の高級機を、ゲームのプレイや動画編集などの用途でバリバリ使っている人からは、不名誉な言いようをされることがあるんですよね。その理由を考えてみましょう。
Android系列としては非常に安い
まずは価格設定。8インチ2020年版(第10世代)だと、スペックの低めな安い方(無印)と高めな方(Plus)があって、安い方は定価で1万円ほど、高い方でも1万2千円ほどという破格です。
さらに中古の相場だと、そこまで老朽化や深いダメージがない個体でも、5千円もしないことすらあります。
販売価格がそれなので、もしそれを中古に出したらどれくらいの買取価格になるのかを調べたら、千円するかどうかだと概算されてしまいましたが。
Amazonアプリストアはやる気がない
次に、Amazon公式が管理しているアプリストアがあるのですが、その品揃えに関するやる気の無さが尋常じゃない。Google PlayやAppleストアが賑わっているのが羨ましくて、自分のところでもとりあえず作ってみた感。
Playストアでよほど有名なタイトルでなければまず置いてなく、数年前から放置されているアプリもよくあります。
Amazonのコンテンツを消費するタブレットと割り切れば、それなりに有意義なのですが。
このため、最新モデルはちょっと確認していませんが、あまり高度で重たいゲームをやるのにも向いていません。本当はまずアプリストアにあるのかどうかが問題ですが、2Dのキャラが平面の画面でうろうろする程度のゲームがギリギリでしょう。
Googleとの関わりが強いアプリが使えない
そして、Fireタブレットには、GoogleのAndroid端末になら標準でついている、Google Playのコア部分がないので、これがないと動作しないアプリが動作しません。
ハードウェアとして、ないものはないのでこれを解決することはできず、そのアプリの使用は諦めることになります。他を探しましょう。
こちらの用途を選んでくる
という感じで、Android端末としては格安な分、こちらの用途を相当選ぶものになってしまっています。
一部のアプリの限られた使い方の中では、全く使えなくはないのですが。
けどまあ、Googleアカウントに関係することは全般的に無理かな。Googleアカウントでログインさせてユーザーデータを管理しているものや、Googleドライブとデータをリンクさせるような使い方をするアプリは厳しいかと。

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