2024年の幕開けは地震という、凄まじい始まり方でした。
「このままこんな感じの一年だったら、今年の『今年の漢字』がまた『災』になりそう」とすぐに思ったものです。
これからは今まで以上に防災のことをちゃんと考えないといけないでしょう。
充電式電池は防災対策になるのか
特に私が今真剣に考えているのは、単3・単4型の充電式電池、ニッケル水素電池は防災対策になるのかどうかです。
ここ数週間の情勢から、お店に行くとアルカリ電池が飛ぶように売れていて、棚がガラガラのところがあります。
そのほかにも、商品のこの並びの中でなんでこいつだけこんなにないの、というくらい特定の商品が狙われて売り切れているのを見かけます。
使い切りのアルカリ電池に対して、再充電できるニッケル水素電池は防災になるのでしょうか。
被災中の充電は難しい
たとえば被災したとして、電気の供給は当然止まるでしょうから、その状況下でニッケル水素電池を充電するのは当然難しいです。
避難所ではスマホの充電が最重視されるものの、長い列ができて待たなければいけませんし、待ったとしても満足にはできないのが現状のようです。
一方で、アルカリ電池はどんなに外部電源があっても1回使えばそれっきりです。
この2点と、価格を釣り合わせてどっちを取るかです。ニッケル水素電池は高いです。
どっちの電池のストックにもメンテが必要
ここで気づいたのは、アルカリとニッケル水素、どちらの電池をストックするにしても、ストックした後のメンテナンスが必要だということです。
新品のアルカリ電池は満タンですが、設定されている使用期限が切れてしまっていると、未使用でもいざという時に使えません。
期限が切れそうになったら使うか捨てるかしかないので、いくら安くても何百本も何千本も持つのは、後々のことを考えると難しいです。備えになったという役割を果たしてくれたと割り切るべきでしょうか。
ニッケル水素電池はその点、切れそうになったら充電すれば良いものの、使わずに時間が経つとそれだけで放電してしまい、放っておくといざというときに切れてしまっていて使えません。定期的に充電が必要です。電池の数が増えるとその定期的な充電も一苦労なので、普段から電池をよく使う習慣があればいいのですが。
どちらの電池にしても、購入後も定期的なメンテナンスが必要です。そして、大量に持とうとするほどいろんな面で大変です。大量にないと心細いですが。
おわりに
地震がいつ来るかはわからないもので、頭の痛い話になりますが、できることはやっておこうと思います。
家族はポータブル電源(リン酸鉄がどうたらの)を買おうか迷っているようです。
いつかは必ず来るもののようですから…。
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