一般に、テレビなどで人気商品だ、必需品だと大々的に言われると、自分もそろそろ買わなきゃいけないかな、と焦ってみんなが店に殺到します。
本当に自分からほしいと思ったわけではないのにです。
煽られると焦るが、すぐに冷める
「○○ばかりを食べていたら痩せた!」とテレビで言われると、次の日にスーパーでそいつが売り切れるやつです。
そういうのって炎のように一時的なもので、しばらくするとみんな冷めたように関心が薄れ、元に戻っていくというのに。
困るのが、殺到して売り切れが続出するからメーカーが増産に乗り出したのに、増産が効いてきて供給が安定しだした途端に、飽きられて全く売れなくなってしまう場合です。大量に余って大赤字です。
しかもそういうきっかけで買われたものに限って、もの自体もまともに使われることなく終わってしまうことが多い。
それを踏まえて、私は特にネット通販をする時、勢いだけで買っていないか、手に入れたとして実際に何に使うかをもう一度よく考えるようにしています。
本物のファンはブームの煽りとは関係ない
記憶に新しいのが、あの感染症の大流行開始当時に、人と密接になることが嫌われて、キャンプブームに火がついて、キャンプ用品が飛ぶように売れたときのこと。
大勢の人たちが焦って買い求めたものの、いざそれを使う場面になってみると、キャンプをやるような趣味が性に合わなかったことに気づいたのでしょう、その後リサイクルショップなどにごっそり流れています。
元からのキャンプファンはそんなブームとは全く関係なく、最初から自分の趣味として好きなので、当然今でも変わらずキャンプを続けています。ブームが去ったからといってそれで趣味に傷がつくわけではない。勢いに乗せられて買っちゃっただけの人たちが出ていったところで何とも思いません。
中には新規から、新しい趣味との奇跡的な出会いにつながって、ファン入門となった人もいたかもしれませんが、それほど多くある話ではないでしょう。その他大勢のブームに煽られて買っただけの人は…。
他にも、大昔に流行ったあれらって、今はどうなっているのでしょう?最近全く耳にしなくなりましたが、細々とでも続いているのか、それとも…。
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