腕時計は、腕につけられるサイズと重量でないといけないので、電池式のものの電池も単4電池などなんかではとても無理で、ボタン電池やコイン電池と呼ばれる円盤状の小型の電池で動いています。
その交換は自分でできるのでしょうか?
多くの腕時計は可能かも、しかし
多くの電池式腕時計は、替えの電池とある程度の工具があれば、素人の自力でもなんとかなることもあります。コア部分は多くの腕時計で、だいたい似たような原理のものが使われていることが多いので、それほど覚えることも多くはありません。
心臓部のコイル?みたいになっているところは、ここだけは傷がついてしまうと時計として死んでしまうため、注意が必要です。その部分をカバーで隠してある構造になっていることもあるようですが…。
ただし、裏蓋をこじ開けて電池を交換するタイプの腕時計の中には、一度開けたら蓋を閉めるための万力みたいな道具を使わないと、簡単に閉まらないようになっているものもあります。それを素手で下手に力を入れるとフェイスが割れます。
時計屋に、「裏蓋を開けてみたんだけど閉まらなくなってしまった」なんて持ち込むのは恥ずかしいですよね。
高い腕時計は素直にお店に頼もう…
ですのでこの記事でも、絶対失敗したくない何万円の腕時計を、全くの素人が自力で電池交換することは推奨しません。時計屋かどこかに頼んだほうがよさそうです。
中には通販などで、交換用の電池をセット販売またはおまけにして、「素人でも自分で電池交換して使い続けられる!」と宣伝して売られている腕時計やキーホルダーウォッチなどもありますが、それは腕時計を作る立場の人が、特別に最初からそれを想定して作っているからです。
一般的な腕時計の多くはそれを想定していません。
気安く開けてほしくないとされている機種やメーカーもあります。「開けないで」と書いてあって、「当社以外の人間が勝手に裏蓋を開けたら、もう知らない!!」と言って、勝手に開けられたら今後の一切のサポートを断る時計もあるので注意が必要です。
無理やり交換しようにも、部品が時計屋に提供されていなくてできない場合もあるので、そうなると電池が切れたら裏蓋は触らずに、メーカーに直接修理に出すことになります。
メーカーの公式メンテは、独自の価格設定のために時計屋での一般的な電池交換よりはだいぶ高価ですが、大事な時計のためと思えば…。
実際、オメガやロレックスを持てるような人からしたらそれくらい大したことないでしょ?と、持っていない私は思います。
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