※この記事で言及している内容は執筆時点でのものであり、今後の法改正などで変わっていく可能性はあります。
自転車での交通事故が増え、自転車に乗る時にヘルメットをかぶることが努力義務となりましたね。今のところ罰則はないかもしれないにしても、かぶらずに乗っていてパトカーとすれ違ったらメガホンで指摘されるかもしれません。
さすがにケータイながらチャリをしている人はもうあまりいないと思いますが…やる人はいつまでもやるのでしょうか。
マスクとは違って、ヘルメットはかぶらなくても良い時代にはもう戻らないと思います。
いずれは罰則がつくかもしれない
今のところ(執筆時点で)努力義務であるだけであって、今後完全に義務化して罰金がつくように法改正される可能性は十分にあります。
また、今までよりも簡単に、自転車での違反に対して罰金を取れるようにする制度も検討されています。
ただ、自転車には免許証がないので、そのへんをどうするかが考えられているようですが…。
私が決める法ではないので断言はできませんが、たぶん厳罰化のほうに動いていくんじゃないかなと。
ヘルメット自体は簡単に手に入るが…
最近ではいかにも典型的な外観のヘルメットだけでなく、ハットやキャップに見えるようなデザインのものも、通販サイトを検索すればいくらでも出てくるようになりました。
そういったものの一部は骨格部分がヘルメットになっていて、その上にハットやキャップに見える素材をかぶせてある構造のようです。
しかし、あごひもすらついていないようなものはともかくとして、ヘルメットであればなんでもいいわけではなくて、注意して選ばないと「それだとかぶっていることにならないから」とも言われかねないようです。
自転車用として設計されたヘルメットでないとかぶっていることになりません。
どこかの機関が認めたものが良い
どこかの機関が安全性を認めた、ちゃんとしたヘルメットが好ましいです。
SGとか、JCFとか、特定の機関が設定する安全基準に合格した製品のみが冠することができるマークがあります。
世の中には見た目ばかりで、ただのちょっと硬い帽子も同然のものがヘルメットとして平気で売られています。
ただのちょっと硬い帽子なので、頭部への防御力はほぼ皆無です。
安く売ろうとするために、そういう基準を通すのを省略しているところもあります。残念なことです。
中にはマークを詐称する安物もあるかもしれません。一概に安いからダメ、高いから良いとは限らないのですが…。
特定の企業やお店をここで宣伝するつもりはありませんが、ちゃんとしたところで選んだほうがいいです。
通販で検索したら一番上に出てきて、売れているそうだからポチるみたいなのはやめたほうがいいです。
自転車の事故から一番守らないといけないのは頭部です。